[メイン3] GM : middle『Bチーム控え室』 登場:Bチーム
※登場判定は不要。

[メイン3] 歳納京子 :  

[メイン3] 歳納京子 : ─────南の島。
バカンスにでも訪れる場所かもしれないが、ここはあくまで訓練。
突き刺すくらい暑そうな陽の光が、島々へと差し込む。

[メイン3] 歳納京子 : そこの一角に建てられた控え室内。
リラックスできるように、お菓子や冷蔵庫、ソファーなどが置かれている。

[メイン3] ティーダ : 「っっっぱ海はいいな……少し泳いできてもいいんスかね」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……最初の【肉体】部門がそれよ。焦らなくていいわ」
ため息と共に扉を閉める。

[メイン3] 歳納京子 : 「暇な時間ならいいんじゃない?
 てか、確かプログラムに……あ、ユウカが言ってくれたや」

[メイン3] 歳納京子 : はふぅー、とソファーに腰を下ろしながら。

[メイン3] ティーダ : 「っスね……でも、泳ぎってのは慣らしが肝心なんスよ」

[メイン3] 歳納京子 : 「ほんほん……
 それなら、リーダー同士の話し合いが終わったらひと泳ぎしてきてもいいんじゃないかな?」

[メイン3] 歳納京子 : 「そのためには────誰が何に出るか決めないと、だけどね」

[メイン3] ティーダ : 「ッスね……」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……ん。」
……作戦程度なら自分だけでもどうにでもなるが、後からそれを把握さしてなかった、で済ませられるのは面倒だもの。
……京子が棘なくまとめてくれて助かったわね。

[メイン3] ティーダ : 「っても……みんなの適性とかわかるんスか?オレには二人が多分運動には向いてないくらいしかわかんないッス」

[メイン3] 歳納京子 : 「まあその組み合わせに関しては……
 そうねえ、ただしかし!この私は運動も出来なくもない!」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「人並みよ。……でも、そうね」

[メイン3] 歳納京子 : ティーダにむけて、ふっふっふと胸を張る。

[メイン3] ティーダ : 「ふーん……自信あるッスね」

「なんかスポーツでも?」

[メイン3] 歳納京子 : 「いいや、スポーツはしていないけど────できる!
 私は天才だからネ!」
きらーん、と目を光らせる。

[メイン3] 歳納京子 : 「そーいうティーダこそ、何かやってそうだね?」

[メイン3] ティーダ : 「もっちろん!そっちが天才でもこっちはエースだから!」

[メイン3] ティーダ : 「ブリッツボール、不動のエース!」

[メイン3] ティーダ : そう言って、オレは自信満々に指を立てた。
あの時と同じで、これだけはこの世界でも通じる気がして。

[メイン3] 歳納京子 : 「……ブリッツボール?」
首を傾げて、ユウカに知ってる?と言いたげな目線を送る。

[メイン3] 早瀬ユウカ : ふるふると首を。
「……有名なの?」

[メイン3] ティーダ : 「……え?」

[メイン3] ティーダ : つい、すごい間抜けな声を出した。
ザナルカンドでも、スピラでも通じた、どっか、絶対的な信頼を置いてた、ブリッツボールについて、通じなかったから。
少し間をおいて、何を言われたのか理解すると、同時に。すごい、寂しさが襲って来た。

[メイン3] ティーダ : 「え、知らないの!?ブリッツボール」

「ほら、球体のプールでさ、ボール蹴ったり投げたりする奴!」

[メイン3] 早瀬ユウカ : ……そもそも、球体のプールというのが理論に反しそうなのだけれど。

[メイン3] 歳納京子 : 「……????」

[メイン3] 歳納京子 : 首を傾げたまま、45度傾いている。

[メイン3] ティーダ : 「え…?マジ?ジョーダンじゃなくて?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「…………ともかく。話を戻していいかしら」
すう、と息を吐いて。

[メイン3] 歳納京子 : ティーダの話に、興味はあったが────今は決める時間か。
と、ユウカの言葉にハッと目線を上げて、顔を向ける。

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……"カッコよく戦いたい"と"優勝しかない"だったわよね。」
「……だから、はっきりさせておきたいの…ティーダ。……弾き出された計算結果から、最も勝率が高いのはね」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「『感覚』と『戦闘』に出ない。……それで、『肉体』『精神』『社会』に二人ずつ出る。」

「……それでも、あなたは勝ちたい?」

[メイン3] ティーダ : 「……ん……」

[メイン3] 歳納京子 : ユウカの問いに、ティーダへと目をやる。

[メイン3] 早瀬ユウカ : 奇しくも、敵の考えと時を同じくして。

[メイン3] ティーダ : 「最初から、取らなくてもいい点は捨てるってのかよ」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……違うわ。"取れる点を落とさない"の」
「『各部門に参加したメンバーの達成値の合計』で決まるのよ? 一対二ってだけで、勝負は決したようなもの」

[メイン3] 歳納京子 : ユウカの言葉には、手を思わず叩いた。
なぜならば、ユウカの計算結果────それは、取れる物だけを取る。
この試合はあくまで、3点を取った方が勝ち。
つまりは、その他の点数を捨ててしまえば、その三つに集中できる。

[メイン3] ティーダ : 「確かにさ、ってのも分かるけどさ」

[メイン3] 歳納京子 : 「…ふんふん、いい”計算結果”だと思うけど────
 ティーダは、別の答えがあるみたい?」

[メイン3] 歳納京子 : ちらり、とティーダに目を向ける。

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「ええ。……それを聞くために、確認しているの」

[メイン3] ティーダ : 「一応全部『試合』なんだろ?」

「捨て試合を作るってのはショーに合わない」

[メイン3] ティーダ : 「リーグ戦で突破さえできればその最低点までの試合以外は手抜きなんてオレはヤダね」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……ふぅん。その結果、もし負けることがあっても━━悔いはない?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 畳みかけるように、かつ淡々とした口調で。

[メイン3] ティーダ : 「……負けねぇ」

[メイン3] ティーダ : 「試合前に負けること考えるようじゃそっちに引っ張られる、っての!」

[メイン3] 歳納京子 : ティーダのその言葉に────へえ、と頷く。
”ブリッツボール”、知らない競技であったが……
それでも、いい選手なんだろう。────目を見れば、わかる。

[メイン3] 歳納京子 : 「ふふ、いいじゃん!私好きだよそういうの!
 ……ユウカも、計算は”負ける”って出たのかな?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「なっ……!?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「べっ、別にそういう訳じゃ…!!」

[メイン3] ティーダ : 「少なくとも居なかったッスよ、ザナルカンド・エイブスには」

「なんなら最後の方にゃ、オーラカにも居なかったッス、試合前に負けた後のこと考えるやつは!」

[メイン3] 歳納京子 : にしし、とユウカに笑って見せて。

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……う…」

[メイン3] 歳納京子 : 「まあまあ、あくまで計算上負けは0ってわけじゃないからさ」

[メイン3] 歳納京子 : とんとん、と頭を指で叩きつつ。

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……そうね。私も負けるつもりはないし…そもそも訓練会って名目で、不戦敗ってのも…まぁ、変だし。」

[メイン3] ティーダ : 「よし!!オレたちの目標は変わった!!」

[メイン3] 歳納京子 : 「ふっふっふ、やるからには勝ちたいもんね……おや?」
ユウカにうんうん、と頷いていたが……ティーダに目をやり。

[メイン3] ティーダ : 「大差付けての圧勝!目標は……圧勝だ!」

[メイン3] 歳納京子 : 「豪語するね~~!やるからには全力でぶつかってきなよ?」
指を二つ、ティーダに向けてニカっと笑い。

[メイン3] 早瀬ユウカ : …………。
確かに、この方法なら『辛勝』はある程度容易にもぎ取れるかもしれない。
しかし……不戦敗を取ることは、『圧勝』の選択肢を捨てているに等しい。

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……不合理なようで、筋は通っている……」

[メイン3] ティーダ : 「少しの点差で勝負が決まるってんなら、取ってやろうじゃん」

「コールドゲームって奴さ!」

[メイン3] 歳納京子 : いつもなら私がこういう事を言う側なのかもしれないけど……
ふっ、天才もエースにゃかなわないって奴かな。なんちて。

[メイン3] 歳納京子 : 「よっし、じゃあ方針も決まった事だし……
 誰がどこに出るか、決めよっか!」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「…ええ。………………その、悪かったわ。水を差すようなことを言って。」

[メイン3] 歳納京子 : ぱん、と両手を叩き。
テーブルに資料を広げ直す。

[メイン3] ティーダ : 「泳ぎは得意ッスよ、ブリッツ選手なんで」

「……あ、伝わんないんだった……?」

[メイン3] 歳納京子 : 「いやいや~!
 言ってくれたおかげで、バラバラだった目標もまとまったし!
 むしろナイス!」
ユウカに、ぱっちーんとウィンク。

[メイン3] 歳納京子 : 「やー、わかんないね
 でも、上手ってのは具合でわかるし……
 【肉体】部門、ティーダやってみる?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「…………は、はいはい…」
少し照れを隠すように。

[メイン3] ティーダ : 「任せてくれるとまあ、嬉しいッス」

[メイン3] 歳納京子 : ユウカににやっと笑いながら様子を見ていたが。

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……あ、うん。私からも異論ないわ」

[メイン3] 歳納京子 : 「おっけー……
 じゃ、頼んでもらおうかな!体使う競技は……もう一個ありそうだしね」

[メイン3] 歳納京子 : 指を、戦闘部門へと差して。

[メイン3] ティーダ : 「っても競泳はほぼやったことないんで……潜水とか水中戦だったら間違いないんスけど……」

[メイン3] ティーダ : 「……あ」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……そうね」

[メイン3] ティーダ : 指を挿されたその項目を見て……
まあ、今となっては不得意ってわけでもないけど

[メイン3] ティーダ : 随分と前、あの世界に来たすぐ後くらいに、戦いのシロウトって自虐してたのを思い出した

[メイン3] ティーダ : 「戦闘、ッスか」

[メイン3] 歳納京子 : 「そーそ!戦闘訓練!
 それとも……もしかして、怖気付いたかな~?」

[メイン3] 歳納京子 : にやり、と口元をまげてティーダを見つめる。

[メイン3] 早瀬ユウカ : ……さっきの私といい、人を乗せるのがお上手なようね。

[メイン3] ティーダ : 「いーや、まあ」

[メイン3] ティーダ : あの時は本当にシロウトだったけど、あそこまでの旅をして、今もそう言い張るのは無理があると思って。

[メイン3] ティーダ : 「オレならバトルでもエースッスよ!」

[メイン3] ティーダ : そう見栄を張って、ピースサインを掲げてやったんだ。

[メイン3] 歳納京子 : 「おーし、どーやらやる気一杯で私まで圧倒されそう!
 そんなに言うなら、エースの実力……見せてもらおうじゃないか!」

[メイン3] 歳納京子 : 決まり、と資料に〇を書き。

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……ええ。少なくとも私より、士気高く戦うことには向いてそうだし…」
「……もちろん、負ける気はないのよね?」

[メイン3] 歳納京子 : ピースサインに、彼の熱意……
それこそ、この南の島の熱さにも負けないような熱血さに笑いつつ。

[メイン3] ティーダ : 「もっちろん!」

[メイン3] 歳納京子 : 「ん?そーかな?
 私が見るに、ユウカもけっこー戦うの上手そうだけど」

[メイン3] 歳納京子 : 顎に手を当て、ふーむっとユウカを覗き込む。

[メイン3] ティーダ : 「アンタらも信じてるッスよ!!」

「エースだけじゃあチームは勝てないッスから」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「ええ。……じゃあ、安心して任せるわ。…後から計算、狂わせないでよね?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「ん……まあ、慣れてなくもない…けど…」

[メイン3] 歳納京子 : 「もっちろん、任せなさいなー!
 天才と豪語したまでの実力だもんね!」
ふんふん、と鼻息を荒くしながら。

[メイン3] 歳納京子 : 「私は何回やっても苦手でさー
 ぶっちゃけ……任せたいのはあるんだけど…どーかな…?」
両手を合わせて、ちらりとユウカへと視線を送る。

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……へっ?」
……あれ? …………うん?

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……ええと、残ったのは【感覚】【精神】【社会】でいいのよね?」
「だから、その……他1つは、どれを選んでも…」

[メイン3] 歳納京子 : ん?と、首を傾げて資料を覗き込み。

[メイン3] 歳納京子 : 「被っちゃうー…ってこと?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「ん……まあ、そうだけど……」

[メイン3] 歳納京子 : 「ま、いいんじゃない?」

[メイン3] 歳納京子 : 「向こうも最後の試合だし…全力を尽くしてくると思うなー
 だったら、こっちは自慢の弟子二人を向かわせるだけよ…ふぉっふぉっふぉ」

[メイン3] ティーダ : 「……ッス」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「えっ……ええええ!?!?」

[メイン3] 歳納京子 : 後半の言葉は、無い髭を触りつつ。
おじいちゃんっぽくおどけてみせる。

[メイン3] 早瀬ユウカ : ……いや、別に…嫌とかじゃないんだけど…
さっきまであんなに反りの合わなそうにしてた…その……

[メイン3] 歳納京子 : 「むー、残念だ……
 ユウカのカッコいい腕前、見られると思ったんだけどなー…」
ちらちら。

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……弟子って、二人とも年上でしょ」
辛うじて、反骨心を出すようにそれだけ残して。

[メイン3] ティーダ : 「あ?マジ?歳下ッスか?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……いいわよ。あくまで私は最適解を叩き出すだけだから、見ていて面白いかはわからないけどね」

[メイン3] 歳納京子 : ふっ、まぁそうか。
中学生はこの中で一番低いもんな…。
身長とかも色々負けてるし。

[メイン3] 歳納京子 : と、内心思いつつ。

[メイン3] 歳納京子 : 「でも、二人揃ったら面白いかはともかく……いい試合にはなりそうじゃん!」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「ん…」
ティーダの方をちらりと。

[メイン3] ティーダ : 「……」

[メイン3] ティーダ : 何も言わず、オレはいい、って、親指を立てるそぶりをしてやった。
少し遠回し、だったかもしんない。

[メイン3] 歳納京子 : 「それに〜〜!
 この中で例え…年は低くても"先輩"の言うことだよっ!イケるイケる!」

[メイン3] 歳納京子 : ティーダの親指に、ニッと笑いつつ。

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……。…え、ええ……その…一緒に頑張りましょう?」
ぎこちなく頷いてみせる

[メイン3] ティーダ : 「じゃ、よろしくな……っと、ユウカ!」

[メイン3] ティーダ : ユウカって 初めてしっかり名前を呼んだ時
あの子の名前と一文字違いだって気付いて
なんか ヘンな気分になった

[メイン3] 歳納京子 : 二人の話し合いがなんだか微笑ましく。
ニヤニヤと笑いながら見つめている。

[メイン3] 早瀬ユウカ : ……なんというか、愚直というか…まっすぐすぎるわよね…
……でも、計算や建前抜きで…私のことをちゃんと見てくれるのは…

[メイン3] 早瀬ユウカ : ……再度首を振って。

[メイン3] ティーダ : 「……なーんかバカにされてる気がするけど」

[メイン3] ティーダ : 「オレにだって計算くらい出来るッスよ」

「チームメイトがどんだけ優秀で、どんだけ信じられるかはね!」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……!」

[メイン3] ティーダ : 「一応マネージャー兼任してたこともあるし」

[メイン3] 歳納京子 : 「ん、エースだけじゃなくて…チームだからこそ勝てる、だもんね?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : (……マネージャー…?)

[メイン3] 歳納京子 : これも…ブリッツボール?の話なんだろうか。
と、内心首を傾げつつも。

[メイン3] 歳納京子 : 「そいじゃー……
 あとの残り、精神感覚社会は……ふむふむ」
資料をパラパラとめくり、ユウカのデータを見つめて。

[メイン3] 歳納京子 : 「滝壺修行!」

[メイン3] 歳納京子 : 「……耐えれそう?」

[メイン3] 歳納京子 : 精神部門─────滝で体を打ち、その身にある心を鍛えるというものだが…
…これ、肉体も鍛えられない?

[メイン3] ティーダ : 「ひ〜……滝って精神的以外にもキツそうッスね」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「ふぅん……いや、その程度なら何も問題ないわ」
……まあ、会計係のストレスに比べたら…それに、耐えるのは慣れてるし。

[メイン3] 歳納京子 : どこかを思い出すような、ユウカの顔つきに…
思った以上に苦労してそうだなぁ、なんて苦笑気味にしつつ。

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「それは別にいいんだけど…京子あなた、宝探しとか目隠しの迷路とかがやりたいだけじゃないわよね?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 残った種目にパラパラと目を通して。

[メイン3] 歳納京子 : 「やー…なんか大変そうだけど
 任せ…… ………。」

[メイン3] 歳納京子 : ピクッ、と体が固まる。
…ダラダラ、とクーラーのよく効いた部屋の中なのに汗が顔に現れる。

[メイン3] 歳納京子 : 「……これはですねー……
 なんでも出来る天才の京子ちゃんならみんなの苦手をカバーできるという合理的な解答でして……」

[メイン3] 歳納京子 : 目を合わせていない。

[メイン3] ティーダ : 「……やりたいんスね?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「…………京子さん?」
目を逸らしていない。

[メイン3] 歳納京子 : 「…………」

[メイン3] 歳納京子 : わぁっ、とソファーに寝っ転がる。

[メイン3] 歳納京子 : 「だってっ……楽しそうなんだもんっ!!!!」

[メイン3] ティーダ : 「わっ落ち着け!!わかった!!わかった!!」

[メイン3] ティーダ : 「ま、まあアレだよ、なんでも行けるってんならさ、なるべくモチベが高いやつを、さ?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「…………」
……なんか、さっきまでと説得役が逆になったわね。

[メイン3] 歳納京子 : 「くっ……魔王京子の目論見がユウカとティーダにバレてしまうとは……やるな……」
ぎりり、と歯を噛みながらゆっくりと起き上がり。

[メイン3] 歳納京子 : 「! いえーい!じゃあ決まりね!」
ニカッと笑ってピースサイン。
中学生らしいような、ここまでで一番純粋な笑顔で笑って見せて。

[メイン3] ティーダ : 「あ〜……よし!とにかく、よし!」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「ええ……まあ、最低限決まるものは決まったことだし」

[メイン3] 歳納京子 : ん、と二人に頷き。

[メイン3] 歳納京子 : 「何はともあれ、全員分決まった事だし
 ─────"勝ち"に行こう!」

[メイン3] 歳納京子 : おー!と、腕を掲げて。

[メイン3] ティーダ : 「ああ……目標は……圧勝だ!!」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「お、おー…?」

[メイン3] ティーダ : 圧勝だ、圧勝だ、圧勝圧勝圧勝だ。
そんなコールを上げようとして。
この『圧勝』の部分を、優勝に変えたコールを、どっかで聞いたって思い出して

[メイン3] ティーダ : 懐かしさと一緒に 寂しくなったんだ

[メイン3] 歳納京子 :  

[メイン3] 歳納京子 :  

[メイン3] 歳納京子 :  

[メイン3] 早瀬ユウカ : middle『精神部門』登場:任意

[メイン3] 早瀬ユウカ : 42+1d10 登場/リザレクト (42+1D10) > 42+9[9] > 51

[メイン3] キャロル : 1d10+45 (1D10+45) > 4[4]+45 > 49

[メイン3] 早瀬ユウカ :

[メイン3] 早瀬ユウカ :

[メイン3] 早瀬ユウカ :

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……あなた…でいいのよね?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 滝壺に似合わない小学生ばかりの背丈の少女に、困惑を隠せないように。

[メイン3] キャロル : 滝壺の岩塊、そこに座り
片手でワイングラスを持つ、黒服の少女

[メイン3] キャロル : 無言
それこそが、肯定を表している

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……」
いや、どういう状況よ…

[メイン3] キャロル : 「わからないのか?」

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……え」

[メイン3] キャロル : ワイングラスをしまって、何処へと消しつつ

[メイン3] キャロル : 「それとも…ああ、もしくは」

[メイン3] キャロル :
  イレギュラー
「『異端』だったか?オレは」

[メイン3] キャロル : くつくつと笑いながら、少女に問いかける

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「……へぇ」
同じように岩塊に腰掛け。

[メイン3] 早瀬ユウカ :
            イレギュラー
「悪いけど、あなた程度の『天才』ならとうの昔に見飽きてるのよ」

[メイン3] キャロル : 「ほう」

[メイン3] キャロル : 「言ったな?」
などと、不敵に笑いつつ

[メイン3] キャロル : 岩塊の上に立ち上がり

[メイン3] キャロル : そのまま、滝壺へと─────

[メイン3] 早瀬ユウカ : ━━━━足を、踏み入れる。

[メイン3] キャロル :  

[メイン3] キャロル : 判定:RC

[メイン3] キャロル :  

[メイン3] キャロル : マイナー

[メイン3] キャロル :  

[メイン3] キャロル :  

[メイン3] キャロル : 《オリジン・レジェンド》

[メイン3] キャロル :  

[メイン3] キャロル :  

[メイン3] キャロル : 4dx10+10+9 (4DX10+19) > 9[3,4,6,9]+19 > 28

[メイン3] キャロル :  

[メイン3] 早瀬ユウカ :

[メイン3] 早瀬ユウカ : 判定:意思+《天才》

[メイン3] 早瀬ユウカ :

[メイン3] 早瀬ユウカ : 4dx+(4+4) (4DX10+8) > 10[2,5,8,10]+3[3]+8 > 21

[メイン3] 早瀬ユウカ :

[メイン3] 早瀬ユウカ :

[メイン3] 早瀬ユウカ : ……やがて。
とさり…と身体が前傾する。

[メイン3] キャロル : フン、と鼻を鳴らす

[メイン3] キャロル : 黒服はいつしか消え、残るは魔女を彩る存在

[メイン3] キャロル : 滝壺の中で、歌声だけが反響し

[メイン3] キャロル :  

[メイン3] キャロル : 「オレの勝ちだな」

[メイン3] キャロル :  

[メイン3] キャロル : と、短く告げるのだった

[メイン3] キャロル : ……尤も、どうなるかがわからないのも
オーヴァードとやらなのだが

[メイン3] 早瀬ユウカ : 「…………」
水面に浮かんだ顔には、そのおぼげな声だけがいつまでも響き。

[メイン3] 早瀬ユウカ : 計算外れの"異端"な存在に。

[メイン3] 早瀬ユウカ : ただ…完膚なきまでに打ち負かされたのを実感する。

[メイン3] 早瀬ユウカ :

[メイン3] キャロル : そのまま、それを横目で見て

[メイン3] キャロル : お前も必要かな、と少し思いて

[メイン3] キャロル : 先程控室で飲んでいた、同じ種類のワインを置いて

[メイン3] キャロル : 控え室へと、後にした─────

[メイン3] キャロル :